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自立援助ホームについて

虐待やネグレクトなど、さまざまな事情から家庭にいられなくなった義務教育修了後(15歳〜)のこどもたちに、安心できる暮らしの場を提供する施設です。実施主体は都道府県や政令指定都市で、各ホームは児童相談所からの委託によりこどもたちを受け入れています。

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スタッフはひとつ屋根の下、
こどもたちと寝食を共にします

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身の回りの必要なものは
アルバイト等をして自費で購入してもらいます

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マナーズが大事にしていること

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「わたしは愛されているんだ」と実感してもらうこと

複雑な家庭環境で育ったこどもは、「自分は誰からも愛されない」「どうせ自分はダメなんだ」と傷つき、あきらめていることが少なくありません。わたしたちはこどもたちに、全力で愛情を注ぎます。「どんな状況にあってもわたしは愛され、許され、守られている」という揺るぎない安心を感じてもらえたらと願っています。

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こどもたちの意志を尊重し、信じて見守ること

自分がやりたいことを把握し、周囲に伝え、実行する。基本的なことのように思えますが、周囲から否定される環境で育ったこどもにはそれが難しくなります。わたしたちはこどもたちの自発性が生まれるまでじっと待ち、失敗が予想されるときも否定はせず、見守ります。「ここでは自分の意志が尊重されるし、失敗してもまたやり直せるんだ」――その実感が、物事に挑戦する意欲を育てると考えているからです。

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生涯を通して「ただいま」と帰れる家であること

わたしたちは、一緒に暮らすこどもたちを家族と思って接しています。それは、こどもたちがホームを巣立った後も変わりません。「やりたかった仕事に就いたよ」「家族ができたよ」と報告を受けたときは一緒に喜び、音沙汰がないときやSOSを受けたときは様子を見に行って話を聞き、必要な場合は一時的に保護することもあります。一定期間ホームで暮らしたこどもたちのほとんどと連絡を取り合い、関わりを持ちつづけています。

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自分のために作られた温かなごはんを食べることで伝わる愛情があるはず。ホームでは手作りのごはんを提供するように心がけています。

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必要に応じて、親御さんと連絡を取り合い、相談に乗り、家族関係の再構築を手助けします。もちろん、本人にその意志がないときに和解を強制することはしません。

入居を希望する方へ

入居対象者
義務教育終了後の15歳~20歳までの者(高校・大学に就学中である事等の政令でやむを得ない事情により県が認めたものは入居の延長が可能)
入居費用
入居費用はかかりません。自分の身の回りの必要な生活品は自費で購入してください。
入居するには
入居を希望する青少年(本人の同意があれば、関係者でも可)が自立援助ホーム(ハレルヤ・ファミリー or グレイス・ファミリー)か居住地の児童相談所に相談してください。
入居定員
ハレルヤ・ファミリー:男子6名 グレイス・ファミリー:女子5名

ホームでの自立への3ステップ

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自分にあった仕事を探して働きましょう。

ホームではアルバイトや就職をしながら収入を得て必要なものを購入しなければなりません。自立して一人で暮らすために少しずつ就労しましょう。

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高校の卒業資格を取ることもできます。

ホームでは通信制高校等への転入学、編入学が可能です。学費は原則かかりません。大学等への進学も可能です。また普通自動車免許等の各種資格の取得支援も行なっていますので詳しくはスタッフに相談してみてください。

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貯金をしましょう。

ホームを卒業すると自立して社会で生活しなければなりません。ホームで生活する中でお金の使い方を勉強し、一人暮らしのための準備として貯金を行いましょう。

ホームの紹介

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ハレルヤ・ファミリー

住所 茨城県つくば市南中妻
定員 男子6名

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グレイス・ファミリー

住所 茨城県つくば市高見原
定員 女子5名

ホーム長紹介

ホーム長の顔写真

自立援助ホーム「ハレルヤ・ファミリー」
ホーム長 森 健太郎(2015年入職)

ハレルヤ・ファミリーで過ごす中で、たくさんのこどもたちと出会いました。彼らは皆家庭や社会で居場所を失い、やっとの思いでここに辿り着いた子がほとんどです。私たちはそんな彼らに自立して社会で生き抜いていく力を身につけさせなくてはなりません。それはもちろん大切なことですが、でもこどもたちはそれよりももっと違うものを求めていて、それは一言で言うと「誰かに愛されたい」と言うことなのです。

そのことを私たちスタッフはいつも感じ、毎日の生活の中で彼らに言葉だけではなく必要な関わり合いを通して伝えています。ホームに来る前、大人から心を傷つけられた子もいます。ですが私たちは「周りの大人はひどい人ばかりだなぁ」とはすぐに考えないようにしています。なぜならその大人達も社会の中でもがき、苦しんでいることがほとんどだからです。私たちはこどもたちの健やかな成長はもちろんのこと、その子の周りにいる大人たちの祝福を願っています。

ホームを卒業し、社会の中で生きている青年も大分増えました。社会で生きることは大変なことも多いと思います。これからもいつもみんなのふるさととして、困ったときにはいつでも手を差し伸べたいと思っています。繋がりが途切れることは決してありません。色々なことが変化していきますが、ハレルヤ・ファミリーの根底に流れている愛が消えないよう、いつも平和に笑い合える場所であることを祈り前に進んでいきます。

ホーム長の顔写真

自立援助ホーム「グレイス・ファミリー」
ホーム長 増田 広子(2015年入職)

ホームに来るこどもたちは、複雑な家庭環境の中で生きづらさや傷を抱えています。「自分を大切に思う人なんて誰もいない」「この先、生きていても何もいいことなんてない」と、自暴自棄になっている子も少なくありません。私はそんなこどもたちに「そんなことないよ、あなたは大切な存在だし、何があっても味方だよ」と伝えたい。どんなに時間がかかっても諦めずに、全力で愛を伝えたいと思っています。

「わたし、ここに来て本当によかった」――ホームに入居して2か月ほど経った子が、そんなふうに言ってくれたことがありました。ここでは1人の大切な存在として認められ大事にされている。ちゃんと守られた環境にいれば、夢に向かって頑張れる。そう実感し、安心してくれたようです。

そういうとき、「この仕事をしていてよかった」と報われた気持ちになります。いつか巣立っていくこどもたちにとって、ホームで過ごした時間が心の拠り所となるように。「自分にはいつでも帰れる場所がある」と安心してもらえるように。そう願いながら、こどもたちとの日々を過ごしています。

卒業生の声

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ハレルヤ・ファミリー卒業生
なおとさん

僕は17歳の時にハレルヤ・ファミリーに入所し、通信制の高校に入り21歳の年に卒業しました。今は東京の大学で福祉を学んでいます。

ホームにいた約4年間は、たくさん働いてみたり、働かずに引きこもってみたり、やったことのないことに挑戦してみたりといろんな出来事がありました。その約4年間で見つけたホームでの生活の秘訣があります。それは「思ったことは口に出して言ってみる」です。

できないことがあったとき。やりたくないことがあったとき。「できない」「やりたくない」と言ってみてください。きっとどうしたらいいか一緒に悩み、考えてくれます。やりたいこと、やってみたいことがあるときも一緒です。どうしたらできるのか一緒に悩み、考えてくれます。

でも、いきなり自分の気持ちをほかの人に伝えるのは僕には難しかったです。なので日常生活の中で嬉しいことがあった時には「嬉しい」悲しいことがあった時には「悲しい」など思った感情をそのまま口に出してみたりして少しずつ伝える練習をしました。

是非使ってみてください。新しい環境での生活を応援しています。

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ハレルヤ・ファミリー卒業生
まことさん

入所したての頃は、慣れない環境の中、不安でいっぱいでしたが、スタッフの方々の温かい応援を受けてすぐに生活に慣れることができました。

以前は将来に対する不安が拭えないでいましたが、SE(システムエンジニア)という自分のやりたいことを見つけ、今ではそれを叶えることができました。それまでスタッフの方々は支援を惜しまずとても協力的に動いてくださり、助けとなりました。

特に現役SEの方を紹介していただき生の声を聞くことができたり、職業訓練の紹介をしていただき専門技能の獲得ができた事は非常に助けとなりました。

入居中には色々なトラブルがありましたが、親身になって相談に乗ってもらって心の支えになりました。ハレルヤ・ファミリーがなければ、今の私はいないと思います。

現在、個人事業主でSEをしていますが、安定して顧客を得られるようになったら法人化して従業員を雇いたいと考えています。それに向けて現在は貯蓄や資産形成に励んでいます。

支援してくださる方へ

自立援助ホームでは、生活用品や食料品、寄付金などの支援を随時募集しています。 詳細は「ご支援のお願い」ページをご覧ください。

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